【想う 10年目の被災地】震災前の荒浜、残したい 「海辺の図書館」の庄子隆弘さん(47)

 震災は今年3月で発生から10年。節目といわれることには違和感を覚えるが、時間の経過で変化したこともあるという。

 「これまで生活を再建する中で、自分にできることをしてきたことは特別な時間でした。ただ、普段仕事をして、週末になると海辺の図書館に行くことが、昨年ぐらいから自分の日常になった気がする。10年という時間で熟成した部分だと思います。今後も、海辺の図書館で訪れる人を待ちながら、一つ一つできることをしていきたいです」(塔野岡剛)

 ■しょうじ・たかひろ 昭和48年11月生まれ。仙台市若林区荒浜出身。「海辺の図書館」を運営するほか、一昨年からは、地域住民やボランティアによる荒浜の砂浜の清掃活動「深沼ビーチクリーン」(毎月の第2日曜日)の開催にも携わっている。

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