警官側が賠償請求棄却主張 コロナ接触隠し、初弁論

 青森県警の20代男性警察官が昨年7月、新型コロナウイルスに感染した派遣型性風俗店の女性の濃厚接触者であることを発症まで隠した問題で、感染判明前日に来店され損害を受けたとして、飲食店2店が警察官に計約550万円の賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が12日、青森地裁(佐々木耕裁判官)で開かれた。警察官側は請求棄却を求めた。

 2店は同県十和田市の居酒屋とナイトクラブ。警察官の感染判明で約2週間の休業を強いられた。「風評被害も重なり売り上げが減少し、感染の恐怖にもさらされた」と主張している。2店関係者に感染はなかった。

 訴状によると、警察官は昨年7月8日に風俗店を利用。女性の感染判明後に風俗店や青森市から連絡を受けたが、「接触の心当たりはない」と検査を拒否した。同14日に同僚4人と2店で会食。翌15日に発熱して救急搬送される際に女性との接触を申告、同日中に感染が確認された。

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