オウム観察処分の更新決定 公安審、13人の死刑執行後初

 公安審査委員会は6日、オウム真理教に関し、団体規制法に基づく観察処分の更新を認めると決定した。観察処分は平成12年以降続いており、更新は7回目で後継3団体が対象。30年7月の松本智津夫元死刑囚=執行時(63)、教祖名麻原彰晃=ら13人の死刑執行後は初の更新となる。

 期限は令和6年1月末までの3年間。今月末で観察処分の期限を迎えるため、公安調査庁長官が昨年10月に更新を請求していた。対象となるのは、教団主流派「アレフ」、上祐史浩氏(58)が分派して設立した「ひかりの輪」、金沢市を拠点に活動する集団。

 公安庁によると、3団体の構成員数は国内約1650人で、15都道府県に計31の施設を持つ。ロシアにも約130人の信者がいる。松本元死刑囚ら13人の死刑執行後も勢力を維持。施設内に松本元死刑囚の肖像写真を掲示しているなどとし、公安庁は「麻原への絶対的帰依に変化は認められない」と指摘している。

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