白石被告の死刑確定 座間9人殺害

 神奈川県座間市のアパートで平成29年に15~26歳の男女9人を殺害したとして、強盗強制性交殺人などの罪に問われた無職、白石隆浩被告(30)の東京地裁立川支部の死刑判決が5日午前0時に確定した。控訴期限は4日だった。

 白石被告は地裁立川支部の裁判員裁判で控訴しない意向を示し、昨年12月15日に死刑判決を受けた。弁護側は同18日に控訴したが、被告自身が21日に弁護側の控訴を取り下げていた。その後、弁護側も控訴取り下げを受け入れる意向を示していた。

 判決によると、白石被告は座間市の自宅アパートで29年8月下旬~10月下旬、女性8人に性的暴行、男性1人を加えた9人をロープで首を絞めて殺害し、現金数百~数万円を奪った。

 公判は被害者が殺害を承諾していたかどうかが争点で、被告は「全員に承諾はなかった」と供述。弁護側は承諾殺人罪の成立を主張したが、判決は「9人全員に承諾はなかった」とし、「犯罪史上まれにみる悪質な犯行だ」として死刑を言い渡していた。

 死刑判決をめぐっては、相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者ら45人を殺傷した元職員、植松聖死刑囚(30)も昨春、1審横浜地裁の死刑判決後、弁護側の控訴を自ら取り下げていた。

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