小6が大麻吸引も 若者に広がる薬物、断れる子にするには?

 ◆SNSの普及で違法薬物が手にはいりやすくなった

 なぜここまで薬物が若年層に広がっているのか。その背景には、10代にスマートフォンなどモバイルツールの普及率が高まったことがあげられる。

 「インターネットやSNSを見る機会が増え、違法薬物の情報に触れやすい環境になりました。ネットの世界では、覚せい剤や大麻、MDMAなど複数の薬物を同時に扱っているサイトも多く、探せば何でも簡単に手にはいってしまいます。そうして入手した薬物を乱用して、中学生などが自宅で倒れて救急搬送されるケースもあります。またSNSでも容易に情報共有ができることから、若者が違法薬物に誘われるケースが非常に多い。違法薬物の存在は、保護者が考えている以上に身近になってきているのです」

 最近のケースでは、SNS上で「#手押し」「#野菜」「#アイス」といったハッシュタグとともに「いい野菜入荷しました!」「全国発送してます!」などの投稿が、写真とともにアップ。こうした投稿から取り引きの段取りをつける販売形態が増えているという。「このようなケースは薬物乱用だけではなく、代金だけ搾取される詐欺被害などさまざまな犯罪に巻き込まれる可能性もあります」と、重ねて警鐘を鳴らす。

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