警視庁が中核派拠点を捜索 コロナ支援金虚偽申請事件 半世紀ぶり登場の議長の姿も確認

 居住実体のない運転免許証を使い新型コロナウイルス対策の特別定額給付金を申請した疑いで、過激派「中核派」の非公然活動家の男が警視庁公安部に逮捕された事件に絡み、同部は16日、同派の活動拠点の「前進社」(東京都江戸川区)を家宅捜索した。

 同派をめぐっては、今年9月、昭和44年から潜伏していた最高幹部、清水丈夫議長(83)が都内で開かれた集会で51年ぶりに姿を見せた。長年、住民登録がなかったが、集会の直前に前進社を住所地として住民票を復活させており、捜査関係者によると、この日の捜索でも建物内にいるところが確認されたという。

 虚偽申請事件で逮捕された八木康行容疑者(48)は、公然活動家と非公然活動家とをつなぐ連絡役で、公安部は清水議長との接点などについても確認を進める方針。

 捜索は16日午前8時過ぎに始まり、約3時間後に終了。書類など15点を押収した。新型コロナ対応で、捜査員や機動隊員ら捜索に入った約100人は全員マスクを着用。開始時、同派関係者が入り口前で捜査員ら一人一人の額に体温計を当て、検温する様子もみられた。

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