河井夫妻、使途「不明」 1・2億円、書類押収理由

 総務省が25日公開した昨年分の政党交付金使途等報告書によると、昨年7月の参院選を巡る買収事件で公判中の元法相、河井克行衆院議員と妻の案里参院議員がそれぞれ代表を務めた自民党支部には4~6月、党本部から計1億2500万円の政党交付金が入っていた。支出欄はすべて「不明」と記載。捜査機関が書類を押収したことを理由にし「明らかになった時点で訂正する」との宣誓書を添付している。

 事件では党本部が選挙前、夫妻側に計1億5000万円を入金。夫妻が地方議員らに配ったとされる現金の原資になったかどうかが注目されている。

 報告書によると、党本部から、克行議員が支部長の「自民党広島県第3選挙区支部」に計5000万円、案里議員が支部長の「自民党広島県参議院選挙区第7支部」に計7500万円を交付。支出の「人件費」や「選挙関係費」、「その他の経費」などはいずれも「不明」と書かれていた。

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