元海上自衛官に有罪判決 食品納入めぐる汚職 横浜地裁

 海上自衛隊への食品納入をめぐって、便宜を図る見返りに接待を受けたなどとして、収賄などの罪に問われた元海上自衛隊横須賀造修補給所の2等海曹、今井伸幸被告(48)の判決公判が25日、横浜地裁(渡辺英敬裁判長)で開かれ、渡辺裁判長は懲役3年、執行猶予5年、追徴金約111万円(求刑懲役3年6月、追徴金約111万円)を言い渡した。海上自衛隊横須賀総監部は同日付で、今井被告を懲戒免職処分とした。

 渡辺裁判長は判決理由で、1年以上にわたって26回の接待を受けるなど、継続的かつ常態的に利益供与を受けていたことは「公務員に対する社会の信頼を大きく害する行為」と非難した。一方で起訴内容を認め、懲戒免職処分を受けるなど、社会的制裁を受けていることなどから、「考慮すべき事情も認められる」とした。

 判決などによると、食品製造・卸売会社が納入した食品が規格外だったことを知りながら黙認し、元社長=贈賄罪で懲役1年、執行猶予4年確定=から見返りとして、平成28年12月~30年5月の間、横浜市内の飲食店で26回にわたって計約111万円相当の接待を受けたなどとしている。

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