林野庁元所長が無罪主張 汚職初公判、横浜地裁

 公共事業で便宜を図った見返りに、土木建築業者から現金40万円を受け取ったとして、収賄罪に問われた林野庁関東森林管理局大井川治山センター(静岡県川根本町)元所長、増田茂被告(63)の初公判が24日、横浜地裁(青沼潔裁判長)で開かれた。被告は「便宜を図ったことはない。金は借金で、賄賂とは思っていない」と述べ、無罪を主張した。

 検察側は冒頭陳述で、業者側に遅延損害金の支払いを免れさせるため、増田被告が事業を工期内に終了したように見せかける書類の作成を指示したと指摘。立件した40万円を含め、業者側から複数回にわたり計320万円を受け取ったと説明した。弁護側は「賄賂性について否認する」と主張した。

 起訴状によると、増田被告は、平成27年11月13日、同センターが発注した治山工事を受注した業者の代表取締役から、完成検査などで便宜を図った謝礼として、現金40万円を受け取ったとしている。

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