ボーガン所持、法規制も含め議論 警察庁が有識者検討会  

 兵庫県宝塚市で今年6月に、男が親族4人をボーガン(洋弓銃)で殺傷した事件を受け、警察庁は在り方を検討する有識者検討会を立ち上げ、23日、東京都内で初会合を開いた。操作が容易で強い殺傷能力を有しながらも、簡単に入手できる「武器」となっているボーガンについて法規制を含めた議論を展開する。

 警察庁によると、ボーガンは古くから武器として用いられ、今は競技や趣味で普及。操作が容易で約30メートル離れた的に初心者が矢を当てるのに、アーチェリーや弓道は数カ月を要するといわれるが、ボーガンは初日でも可能だとされる。所持を規制する法令はなく、担当者は「流通量も明確ではない」と話す。

 こうした中、宝塚の事件が発生。警察庁が過去のボーガン使用事件を調べたところ、平成22年から今年6月までの10年半の間に全国の警察が摘発した事件だけでも32件あった。このうち殺人や殺人未遂といった生命や身体に関わる刑法犯は13件に上っていた。

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