「ウィキリークス」創設者、米国へ移送なら「自殺リスク」 診察の医師が証言

 米国で起訴された内部告発サイト「ウィキリークス」創設者ジュリアン・アサーンジ被告の引き渡しを巡る英国での審理で、収監中の被告を診察した精神科医が22日、被告は不安定な精神状態で、移送が現実になれば「自殺のリスク」が高まると証言した。英メディアが報じた。

 これに対し、米政府の代理人弁護士は、被告が収監されているロンドン郊外の拘置所で図書館に通ったり、他の収監者とプールで遊んだりしているとする拘置所の記録を基に疑問を呈した。

 アサーンジ被告と約20回面会した医師は、鬱病など複合的な精神疾患から、引き渡しを苦に被告が自殺を図る恐れが高まるとし、遺書を用意するなどの行動も取っていると指摘。侮辱されたり責められたりする声が聞こえると訴える幻聴の症状もあったと説明した。(共同)

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