モーリシャスへ運輸安全委の調査団出発 重油流出事故

 インド洋のモーリシャス沖で起きた日本の貨物船による重油流出事故の原因を調査するため、運輸安全委員会の船舶事故調査官ら5人で構成される調査団が20日、成田空港を出発した。団長で委員の佐藤雄二元海上保安庁長官は記者団に「現地当局と協力しながら原因究明をしていく。われわれの知見を生かし貢献したい」と述べた。

 船籍国である中米パナマと、発生地の沿岸国のモーリシャスに参加を要請したところ合意が得られ、調査に加わることになった。安全委によると、他国の了承を得て事故調査するのは過去に1例のみで、他国の領海内での事故では初めて。

 調査自体は2週間程度で、新型コロナウイルス感染防止のための隔離を含め、1カ月程度の期間を見込む。貨物船は7月に座礁。長鋪汽船(岡山県)が保有・管理し、商船三井が手配した。

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