「感謝でいっぱい」彫師が会見、無罪確定へ

 医師免許を持たずに客にタトゥー(入れ墨)を施したとして医師法違反の罪に問われ最高裁が二審の逆転無罪判決を支持、検察側上告を棄却して無罪が確定的になった彫師、増田太輝さん(32)=大阪府吹田市=は18日、大阪市内で記者会見。「皆さまの力があってこの結果につながった。感謝の気持ちでいっぱい」と喜んだ。

 最高裁第2小法廷は16日付決定で、タトゥーの施術には装飾的な要素があり、長年医師免許のない彫師が施術してきた実情も踏まえ、医療行為に当たらないと判断した。

 二審判決によると、増田さんは平成26年7月~27年3月、針を取り付けた施術用具で女性3人の腕などに色素を注入。27年に略式起訴され罰金30万円の略式命令を受けたが、正式裁判を請求した。29年の一審大阪地裁判決は罰金15万円の有罪としたが、30年の二審大阪高裁判決が一審判決を破棄し逆転無罪を言い渡した。

 増田さんは「いろんな不安を抱えながら裁判をやっていた。最後までやり続けるのが役目だと思った」と振り返り、「新たなスタートを切っていきたい」と意気込んだ。

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