誤標示なのに違反切符30件 県警が謝罪し反則金還付

 兵庫県警は17日、交差点で直進が認められているのに右折専用の表示をするなど、誤った標示のある交差点が同県内に344カ所あったと発表した。誤った標示に基づき、平成27年からの過去5年間で、道交法(指定通行区分)違反の疑いで違反切符を30人に交付していたという。県警は対象者の違反を取り消した上で、反則金の還付などを行うとしている。

 路面標示は県警が公安委員会に上申し承認を得る必要があるが、そもそも公安委に諮っていなかったり、「直進と右折可」で承認されていたのに、路面標識には右折指示しか書かれていなかったりするケースがあった。道路改修の際に業者が間違えて塗り直し、県警が確認していなかったことなどが原因として考えられるが、詳しい経緯やいつから誤標示がなされていたかは不明。誤標示については順次是正の措置を取る。

 県警によると、7月に同県加古川市内の交差点で、本来直進が認められているのに路面標示で直進が禁止されていることが、住民からの問い合わせで発覚。このため県内の交差点4296カ所について県警が調査していた。

 県警交通規制課の落合大地課長は「関係者の方にご迷惑をおかけし、おわび申し上げる。適正な交通規制の実施に努める」とコメントした。

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