「加森観光」前会長に懲役10月求刑 IR汚職、贈賄側

 カジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業を巡る汚職事件で、衆院議員の秋元司容疑者(48)=収賄罪で起訴、組織犯罪処罰法違反容疑で再逮捕=に対する贈賄罪に問われた「加森観光」(札幌市)の前会長、加森公人被告(77)の論告求刑公判が17日、東京地裁(丹羽敏彦裁判長)で開かれ、検察側は懲役10月を求刑した。

 論告で「北海道留寿都(るすつ)村へのIR誘致を熱心に訴え、犯行に積極的に関わった。IR政策への信頼を著しく失墜させた悪質な犯行だ」と述べた。

 起訴状によると、加森被告は中国企業「500ドットコム」元顧問の紺野昌彦被告(49)、仲里勝憲被告(48)と共謀。平成30年2月10~13日、秋元容疑者と家族を留寿都村に招待し、航空運賃や宿泊代など計約76万円相当を負担したとしている。

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