関電大飯原発の運転停止訴訟が結審、12月4日判決

 関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の運転停止を命じるよう周辺の住民らが国に求めた訴訟が16日、大阪地裁(森鍵一裁判長)で結審した。判決は12月4日。

 福井や京都、滋賀、大阪各府県などの住民約130人が平成24年に提起。訴状などによると、大飯原発周辺の3つの活断層が連動した地震が発生した場合の安全性が確保されておらず、国は関電に3、4号機の使用停止を命じる義務があるなどとしている。

 国側は「重大な損害が生じる恐れはない」などとして訴えを退けるよう求めている。

 大飯3、4号機をめぐっては、住民らが関電に運転差し止めを求めた訴訟で24年、福井地裁が「地震対策に構造的欠陥がある」として2基の再稼働を認めない判決を言い渡したが、2審の名古屋高裁金沢支部は30年、「危険性は社会通念上無視し得る程度にまで管理・統制されている」として1審判決を取り消し、確定した。

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