観客制限でチケット「プレミア化」懸念 高額転売や詐欺に警戒感、争奪戦が過熱する恐れも

 新型コロナウイルスの感染拡大を受けてスポーツ・コンサート観戦やテーマパークで入場制限が行われているのに伴い、チケットの不当転売や詐欺行為への懸念が高まっている。平時よりチケット枚数が減って「プレミア化」し、争奪戦が過熱する恐れがあるためだ。警察当局は警戒を強めており、国民生活センターも「チケットは正規ルートで入手してほしい」と呼びかける。(吉沢智美)

 新型コロナの感染拡大を防ぐため、プロ野球とサッカーJリーグでは無観客での開催を選択。7月10日からは観客を入れた試合が解禁されたが、5000人か定員の50%のいずれか少ない方を上限とする制限を設けており、音楽のコンサートでも同様の措置がとられている。

 大勢の人が集まるテーマパークも同様で、東京ディズニーランドでは入園者を通常の半分以下に抑えるなどして7月1日から営業を再開している。

 入場者自体を絞っていることで、希少なチケットが高値で転売される恐れもあり、運営側は神経をとがらせる。Jリーグの川崎フロンターレでは、紙のチケットで観客と係員が接触することによる感染を防ぐためチケットを電子化。観客はスマートフォンなどに配信されたQRコードを専用端末にかざすなどして入場する仕組みだ。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ