「地道に真相解明」 東京地検特捜部長就任の新河氏 前部長の森本氏は津地検検事正に

 東京地検特捜部長に31日付で就任した新河(しんかわ)隆志氏(55)が同日、報道陣の取材に応じ、「法と証拠に謙虚に向き合い、誠実に、地道に真相を解明していきたい」と抱負を語った。

 特捜部に期待される役割について「国民の目が届かないところで行われた犯罪を見つけ出し、事案の真相に見合った国民の良識にかなう相応の処分をしたい」と説明。その上で、「国民に信頼してもらうには、政治と相当な距離が必要だ」と指摘した。

 新河氏は茨城県出身で、早稲田大法学部を卒業し、平成6年に任官。青森地検次席や東京地検特別公判部長などを歴任し、「現場派」として検察官人生を歩んできた。東京地検特捜部には通算7年超在籍した。

 また、前特捜部長の森本宏氏(52)は同日付で津地検検事正に就任した。森本氏は在任中、リニア中央新幹線建設をめぐる談合事件や、文部科学省局長らによる汚職事件、日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告(66)らによる会社法違反(特別背任)事件などを手掛けた。

 さらに、衆院議員の秋元司被告(48)を収賄容疑で、前法相で衆院議員の河井克行被告(57)と妻で参院議員、案里被告(46)を公選法違反容疑で逮捕するなど、政官財界の不正に切り込んだ。

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