手合わせ「安らかに」 相模原事件4年、19人悼む

 相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者19人が殺害され、職員を含む26人が重軽傷を負った事件は26日、発生から4年を迎えた。建て替え工事が進む施設の敷地内に設置した献花台で、市民や関係者らは犠牲者を追悼。「安らかに眠ってください」と手を合わせた。元職員、植松聖死刑囚(30)の裁判員裁判は3月に終結し、関係者からは事件の風化を懸念する声も上がる。

 献花台には「共に生きる」と書かれた画用紙や、切り絵が飾られた。小雨の中、午前9時ごろに園関係者らが献花。家族会の大月和真会長(70)は「19のみ霊よ、安らかにと祈った。裁判が終わり区切りがついたとはいえ、事件への取り組みは始まったばかりだ」とかみしめるように語った。入倉かおる園長(63)は「楽しかった園を思い出しながら献花した」と話した。

 事件は平成28年7月26日未明に発生。横浜地裁は令和2年3月16日、死刑判決を言い渡した。弁護人は控訴したが、死刑囚自ら取り下げ、刑が確定した。

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