「死にたい気持ちに共感しすぎたのでは」 大久保容疑者の妻会見

 筋萎縮性側索硬化症(ALS)の林優里(ゆり)さんに依頼されて薬物を投与して殺害したとして、嘱託殺人の疑いで京都府警に逮捕された医師、大久保愉一(よしかず)容疑者の妻で元衆院議員の三代氏(43)が24日、宮城県名取市内で会見し、愉一容疑者が過去に自殺を図ったことを明らかにした上で「(夫は)『死にたい』という人の気持ちに共感しすぎてしまったのではないか」と語った。

 三代氏によると、平成23年の結婚後、愉一容疑者が何度か「死にたい」と漏らし、手首や首を刃物で切ろうとするなど自殺を図ろうとしたという。今年4月には、愉一容疑者が自身の経営するクリニックで首にロープを巻いて自殺しようとしたが、三代氏が止めて未遂に終わった。

 三代氏は、愉一容疑者が結婚後に対人関係の障害を含む症状があると診断されたことも明かし、「毎年、2月ごろが最も状態が悪く『死にたい』と言っていた」と語った。

 愉一容疑者は医療行為などのアルバイトを続けていたが、三代氏は「夫は『借金があるのは嫌だ』と言っており、クリニックのローンの繰り上げ返済をしたかったのではないか」との見方を示した。

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