1~6月の自殺者1割減 コロナ影響か、急増を警戒

 今年1~6月の全国の自殺者は9336人(速報値)で、前年同期に比べ10・8%減ったことが10日、警察庁の統計で分かった。新型コロナウイルス感染拡大により緊急事態宣言が出された4、5月は前年より約18%少なかった。

 NPO法人「自殺対策支援センター ライフリンク」の清水康之代表は「コロナ禍で命の危険を感じ身を守ろうとしたり、危機を乗り切るため連帯感が生まれたりして減少した可能性がある」と分析。ただ、経済の悪化による生活苦など、自殺につながるリスクは高まりつつあるとして「対策を取らなければ今後自殺に追い込まれる人が急増しかねない」と警鐘を鳴らした。

 警察庁によると、男性が6518人、女性が2818人。

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