森友で自殺職員妻が国提訴 コロナで文書開示延期違法

 学校法人「森友学園」の国有地売却問題を担当し自殺した財務省近畿財務局の職員だった赤木俊夫さん=当時(54)=の妻、雅子さん(49)が6日、同局に公務災害補償に関する文書を情報公開請求したのに、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言を理由に、ほとんどの文書について開示可否決定の期限を翌年とされたことの違法確認を求める訴訟を大阪地裁に起こした。

 訴状などによると、俊夫さんは佐川宣寿元国税庁長官の指示で決裁文書改竄(かいざん)を強制され、鬱病を発症して休職し、平成30年3月に自殺。その後に国は公務災害を認定した。雅子さんは今年4月、近畿財務局に公務災害補償に関する文書の情報公開請求をしたが、同局は5月、緊急事態宣言発令を理由に、一部の文書を除き令和3年5月まで開示可否決定の期限を延長する通知をした。

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