「罪と向き合えていない」 千葉虐待死、裁判員会見

 千葉県野田市立小4年の栗原心愛(みあ)さん=当時(10)=が虐待され死亡した事件の千葉地裁公判で、裁判員や補充裁判員を務めた9人が19日、判決後に記者会見し、父、勇一郎被告(42)について「自身が犯した罪と最後まで向き合えていない印象を受けた」などと話した。

 公判では、心愛さんが虐待を受けている動画や写真が証拠として示された。女性が「なぜこんなことをしたのかという思いもありながら、裁判員の立場で公平に見なければいけないのが大変だった」と声を詰まらせる場面もあった。

 法廷で度々泣く様子を見せた勇一郎被告に対し男性は「娘が亡くなり反省の意味かと思ったが、裁判が進むにつれ、世間体を気にして泣いているのではないかと思うようになった」。審理では児童相談所の職員らと被告の証言に食い違いが目立った。30代の男性会社員は「被告が真実を言っているようには思えず、もやもやが残った」と話した。

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