千葉女児虐待死 父、閉廷直前に下唇かみしめ

 「被告の証言は信用できない」。法廷に裁判長の厳しい声が響いた。栗原心愛(みあ)さん=当時(10)=を虐待死させたとして、傷害致死罪などに問われた父、勇一郎被告(42)に懲役16年(求刑懲役18年)を言い渡した19日の千葉地裁判決。死亡に至った暴行の多くを否定していた勇一郎被告は、一連の暴行を認定した判決の読み上げ中は淡々としていたが、閉廷直前には下唇をかみしめ、悔しそうな表情を見せた。

 これまでの公判と同様、黒のスーツと青いネクタイ姿の被告は入廷の際、傍聴席に向かって一礼。裁判長に促されると、背筋を伸ばして証言台に立った。主文を言い渡された後、裁判長に頭を下げ、続いて検察側を向いて再び礼をした。

 判決の読み上げが終わるまで表情の変化は見えなかったが、裁判長から控訴の説明を受けると、下唇をかみしめ、悔しげな面持ちだった。

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