警視庁、N国党首を任意聴取 NHK徴収員の情報暴露と脅迫疑い

 NHKの受信料徴収員しか知りえない情報を不正に取得し、その情報を暴露するとNHK側を脅し会長への面会を迫ったなどとして、警視庁が14日、威力業務妨害と不正競争防止法違反容疑で、NHKから国民を守る党(N国党)の党首で前参院議員の立花孝志氏(52)を任意で事情聴取したことが、関係者への取材で分かった。関係先の捜索も実施した。

 関係者によると、立花氏は昨年9~11月、NHKに対し、入手した受信料徴収員の持つ端末内の情報を暴露するなどと脅迫し、上田良一会長(当時)への面会を迫るなどした疑いが持たれている。

 立花氏は、その際のNHK側とのやりとりを動画で撮影し、インターネット上に投稿していた。この動画はすでに削除されているという。

 立花氏は元NHK職員で、受信料を支払った人だけがNHKを視聴できる「スクランブル放送」の実現を主張。昨年7月の参院選で初当選した。

 その後、インターネットに投稿した動画で、N国党に所属していた東京都中央区議の男性を脅したとして昨年10月に脅迫容疑で書類送検されていた。

 立花氏は、この男性が被害届を提出した際、会見を開き、有罪となった場合は議員辞職する考えを示していたが、その後「実刑にならなければやめない」と撤回していた。

 ただ、同月の参院埼玉選挙区補欠選挙に出馬して自動失職。この補選には落選したが、今年4月に行われる予定の衆院静岡4区補選への立候補も表明している。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ