虐待被害児童1991人、過去最多 54人が死亡

 全国の警察が昨年1年間に摘発した児童虐待事件で、被害に遭った18歳未満の子どもは1991人(前年比42・8%増)に上り過去最多だったことが12日、警察庁の統計(確定値)で分かった。両親が逮捕された千葉県野田市立小4年の栗原心愛さん=当時(10)=ら54人が死亡。深刻な状況が続いている。

 虐待の疑いがあるとして児童相談所(児相)に通告したのは9万8222人(22・4%増)、保護したのは5553人(21・5%増)で最多を更新。警察庁によると、児童虐待事件として1972件(42・9%増)、2024人(42・6%増)を摘発。被害児童1991人のうち、身体的虐待を受けたのは8割強の1654人で、性的虐待は248人などだった。死亡54人のうち傷害致死が11人、殺人と保護責任者遺棄致死がそれぞれ6人、重過失致死2人だった。

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