検審議決前に一転、略式起訴 女子高生死亡事故の運転手

 埼玉県八潮市で平成29年に女子高校生がトラックにはねられ死亡した事故で、一度不起訴になった男性運転手(49)が、自動車運転処罰法違反(過失致死)の罪で略式起訴されていたことが27日、さいたま地検への取材で分かった。遺族が不起訴を不服として検察審査会に審査を申し立てていたが、議決を待たずに判断を変えた。地検は理由を明らかにしていない。

 地検などによると、事故は29年10月19日朝、八潮市新町の市道で起き、通学中だった高校1年の女子生徒=当時(16)=が死亡した。県警は運転手を同法違反容疑で現行犯逮捕し、その後釈放。任意で捜査し、書類送検した。

 地検越谷支部は、過失が認められなかったとして30年12月17日付で不起訴処分とし、遺族側が昨年3月、さいたま第1検察審査会に審査を申し立てた。その後、越谷区検が12月17日付で一転して運転手を略式起訴。検審は審査を打ち切り、罰金80万円の略式命令が確定した。

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