野田小4虐待死、父親初公判詳報(3)「しつけ、教育のためだった」弁護人が主張

 《千葉県野田市立小4年の栗原心愛(みあ)さん=当時(10)=を虐待して死なせたとして、傷害致死などの罪に問われた父親の勇一郎被告(42)の初公判は、弁護側の冒頭陳述に移った》

 弁護人「被告人は逮捕以来、責任の重大性を痛感し、反省を重ねています」

 《ここまで勇一郎被告は「罪は争わない」などとしつつ、一部の暴行については反論してきた。弁護人は平成30年から31年にかけての年末年始、心愛さんに1カ月のけがをさせた傷害事件に言及する》

 弁護人「(心愛さんが)宿題を途中で投げ出し、いつもより暴れたため、静止できなかった。床にたたきつけたり、暴行したりしてはいない」

 《さらに妻への暴行。被告自身は「罪は争わない」としているが、弁護人は妻の非を主張した》

 弁護人「(妻は)精神的に不安定で、当たり散らすことがあった。こたつやちゃぶ台、いすを蹴り飛ばしたりしたこともある」

 《心愛さんを浴槽室などに立たせた強要事件については「生活態度について、反省を促すためだった」とした弁護人。続けて傷害致死については「長女を死なせたことは、認める」と切り出し、こう続けた》

 弁護人「そのころインフルエンザで出勤停止になり、31年1月22日夜に(心愛さんが)食事をとったかどうか認識はない。妻から聞かれた記憶もない。長女に屈伸や駆け足をさせたが、長時間はさせていません」

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