合成麻薬の譲渡容疑で「DJ逮捕」 「音楽への裏切り」非難の一方で「そういう芸名かと」

 徳島県警阿波吉野川署は19日、徳島市の男性会社員に合成麻薬MDMAを譲り渡したとして、麻薬取締法違反の疑いで東京都に住むDJで音楽プロデューサーの男を逮捕した。男は容疑を認めている。インターネットではクラブカルチャーの印象悪化を懸念する声が広がる一方で、「DJ逮捕」という言葉自体も話題になった。

 男は知人男性と共謀し、都内のクラブで男性会社員にMDMA数十錠を譲り渡した疑い。同県警は先月、共謀した知人男性とMDMAを受け取った男性会社員を逮捕しており、その後の捜査が男の逮捕につながったという。

 ネット掲示板やSNSでは「音楽を純粋に楽しみたい人への裏切りだ」「クラブとDJのイメージが悪くなる」などとDJの男に非難が集中。薬物乱用防止の標語とかけて「DJ=ダメ。ジェッタイ(絶対)」とだじゃれを投稿する人もいた。

 同時に「DJ逮捕」がツイッターのトレンドに入ったのを受けて「そういう名前で活動してるDJかと思った」「DJポリスの仲間かと思ったら違った…」などと、芸名や愛称と勘違いしたという声は少なくなかった。「DJ逮捕とMC懲役」と架空の音楽ユニット名を考え出すネットユーザーもおり、事件以外のところでも注目を集めたようだ。

 また「DJ逮捕がトレンドにあったから、一瞬元オリックスのD・J(ダグ・ジェニングス)が頭に浮かんで焦ったわ」「カープのDJ.ジョンソンかと思ったやん」と元プロ野球選手を思い出したという人や、1980年代後半から90年代にかけて放送された米国のホームドラマ「フルハウス」で女優のキャンディス・キャメロン・ブレが演じた女の子、D.Jを連想した人らは、ただの“DJ違い”に胸をなでおろしていた。

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