相模原45人殺傷被告人質問詳報(1) 幸せになる7つの秩序「安楽死、大麻、カジノ、軍隊…」 被告、早くも屈折した持論展開

 《相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で平成28年7月、入所者ら45人が殺傷された事件で、殺人罪などに問われた元職員、植松聖(さとし)被告の第8回公判が24日、横浜地裁(青沼潔裁判長)で始まった》

 《この日は植松被告に対する初めての被告人質問。初公判で手の指をかみ切ろうとして退廷を命じられた植松被告は開廷前、長い髪をまとめて黒っぽいスーツに白いワイシャツ姿で弁護側の席に座った。

 《うっすらと笑いを浮かべ、検察側の席を見つめた。周囲を6人の刑務官が囲み、法廷は被告人質問が始まる前からものものしい空気に包まれた》

 《公判の主な争点は植松被告が犯行当時責任能力があったかどうか。弁護人は植松被告が障害者に対して思っていたことについて1つ1つ質問していく》

 弁護人「今、あなたはどこにいるか分かりますか」

 植松被告「分かります」

 弁護人「どこですか」

 植松被告「裁判所です」

 弁護人「なんの裁判ですか」

 植松被告「障害者を殺傷した事件についてです」

 《始まった被告人質問。弁護人の質問に対し、少し弁護人の方に顔を向けながらも、よどみなく、はっきりと答えていく》

 弁護人「あなたのしたことに間違いはありませんか」

 植松被告「間違いありません」

 弁護人「あなたがどうして事件を起こしたのか、1つ1つ聞いていきます」

 植松被告「はい」

 弁護人「その前に、この裁判について、弁護側がどのような主張をしているか知っていますか」

 植松被告「心神喪失、心神耗弱(こうじゃく)による無罪を主張しています」

 弁護人「そのことについて、あなたはどう思いますか」

 植松被告「自分は心神喪失ではないと思っています」

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