別のやまゆり園で虐待 風呂場で入所者に水掛ける

 神奈川県の黒岩祐治知事は21日の記者会見で、同県厚木市の知的障害者施設「愛名やまゆり園」で、複数の入所者に対し、職員が風呂場で水を掛けるなどしていたと明らかにした。厚木市が虐待と認定し、20日に県へ報告した。運営法人は県の委託を受けた「社会福祉法人かながわ共同会」で、殺傷事件があった相模原市の「津久井やまゆり園」も運営している。

 県によると、食事制限がある入所者に大量に食べさせたり、夜中に1~3時間トイレに座らせたりもしていた。黒岩知事は「こんなことが支援現場で行われ、信じられない。大変な衝撃を受けた」と述べた。県は今後、改善を指導する方針。

 また、県は21日、津久井やまゆり園の運営実態を検証する第三者委員会の第2回会合を開催。委員長の佐藤彰一弁護士は終了後の会見で、平成30年4月以降に少なくとも3人を居室に長時間閉じ込めていたと明らかにし、虐待の疑いがあるとの見解を示した。

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