相模原殺傷 友人に「障害者殺す」被告、事件の5カ月前 第6回公判

 相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で平成28年、入所者45人が殺傷された事件で、殺人罪などに問われた元職員、植松聖(さとし)被告(30)の裁判員裁判の第6回公判が20日、横浜地裁(青沼潔裁判長)で開かれた。当日は弁護側の証拠調べが行われ、植松被告の元同級生や、知人らの供述調書などが読み上げられた。

 これまでのスーツ姿から一転して、植松被告は、青いスエットに黒っぽいズボンを着用して入廷。自傷防止用の白い手袋は外し、初公判で噛み付いたとされる右手の小指は包帯でぐるぐる巻きにされていた。青沼裁判長は「第1回公判期日のように、法廷の秩序を乱さないよう」などと、植松被告に注意した。

 元同級生らの調書によると、幼稚園から高校までの植松被告は、「陽気で明るい性格」「まじめ」「根は純粋な人」という印象だったという。小学校のときには知的障害のある子供が身近にいたが、差別的な言動をすることはなかった。

 変化が見られるようになるのは、大学進学後。調書で元同級生の1人は「(植松被告は)21歳ごろには脱法ハーブを吸うようになった」と証言し、別の一人も「大学3、4年ごろに脱法ハーブに手を出した。26年ごろに大麻を吸うようになった」などと振り返った。

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