植松被告 自傷行為「申し訳ない」 両手に鍋つかみ手袋、裁判長注意

 初公判で小指をかみ切ろうとし、退廷を命じられた植松聖被告(29)は、鍋つかみのような白い手袋を両手にはめて法廷に現れた。横浜地裁で10日に開かれた障害者施設殺傷事件の第2回公判。青沼潔裁判長が裁判員の入廷前に「初公判のような行動で法廷の秩序を乱すことがあれば、退廷を命じることがある」と注意すると、被告は小さな声で「はい。申し訳ないです」と答えた。

 裁判長は重ねて「(退廷しても)刑事訴訟法の規定に基づき、証拠調べなどの審理を進めざるを得ない」と指摘。被告は座ったまま、深く頭を下げた。

 開廷後も同様に、裁判長は「自傷行為とみられる行為で退廷を命じた事態は甚だ遺憾だ。厳重に注意する」と話した。

 初公判と同じ黒いスーツ、白いシャツ姿だったが、ネクタイは締めずに出廷した被告。検察官が状況を説明しながらモニターで現場写真を示すと、表情を変えずに弁護人席の画面を見続けていた。手袋で鼻を触るしぐさをし、刑務官に止められる場面もあった。

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