京アニ第1スタジオの解体工事始まる

 京都市伏見区のアニメ制作会社「京都アニメーション」(京アニ、本社・京都府宇治市)の第1スタジオで起きた放火殺人事件で、現場となったスタジオの解体工事が7日、始まった。跡地の利用方法は未定で、住民側は公園や慰霊碑などを作らないよう同社に求めている。

 第1スタジオは鉄筋コンクリート造りの3階建て。この日は午前9時ごろから、作業員らがスタジオを囲むフェンス内で作業を開始した。今春に全体の解体を終える予定という。

 京アニの八田英明社長は昨年10月に同スタジオを取り壊す方針を表明。11月に住民説明会を行い、建物を囲むフェンスの拡張や足場の設置など解体に向けた準備を進めていた。

 跡地利用をめぐっては、地元町内会が昨年12月、不特定多数の人が訪れる公園や慰霊碑、石碑などを造らないよう求める要望書を京アニに提出。利用方法に関する話し合いに町内会も加えることなども要望している。

 事件は昨年7月18日午前10時半ごろ、青葉真司容疑者(41)=殺人容疑などで逮捕状=がガソリンをまき放火したとされ、京アニの社員36人が死亡し、33人が重軽傷を負った。

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