交通事故死最少3215人 半数以上が高齢者

 昨年の全国の交通事故死者数は前年より317人少ない3215人で、統計がある昭和23年以降で最少となったことが6日、警察庁の集計で分かった。最多だった45年の1万6765人と比べ5分の1以下まで減少した。同庁の担当者は要因として「車両性能の向上や取り締まり強化による速度違反車の減少、シートベルト着用率の改善などが考えられる」としている。

 3215人のうち65歳以上は1782人で前年より184人少なくなったが、全体に占める割合は55・4%に上り過去2番目に高い水準だった。依然として高齢者の事故対策が大きな課題となっている。

 都道府県別では、16年連続で全国ワーストだった愛知が156人(33人減)で最下位を脱し、千葉が172人(14人減)で初めてワーストとなった。両県に次いで北海道152人、兵庫138人、東京133人の順で多かった。

 人口10万人当たりの死者数は徳島の5・57人が最多で、鳥取5・54人、香川4・89人が続いた。

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