関電第三者委、全社員に書類提出を要請 元助役関係工事を検証

 関西電力の役員らが福井県高浜町の元助役、森山栄治氏(故人)から金品を受領していた問題で、再調査を進める第三者委員会(但木敬一委員長)が、関電の全社員に森山氏に関係する工事資料の提出を求めていることが分かった。関電から森山氏側への便宜供与の有無を検証する狙いとみられる。

 関係者によると、第三者委は関電の全社員を対象に、今月15日以降にメールで要請。森山氏に関係する工事の発注や契約の書類をはじめ、作成した担当者や時期を26日までに報告するよう求めているという。

 関電が昨年取りまとめた社内調査では、森山氏に工事情報を伝えていたが、不正な発注はなかったと結論付けていた。第三者委はこれまでも全社員に、森山氏などから金品を受領したことがないか報告するよう要請している。調査の最終報告がいつになるか、見通しは立っていない。

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