不明から1週間、400キロ離れた栃木で身柄確保 小6女児の身に何があったのか 大阪不明女児保護

 17日から行方が分からなくなっていた大阪市住吉区の小学6年の女児(12)が23日、1週間ぶりに無事保護された。保護されたのは、大阪から直線距離で約400キロも離れた栃木県小山市内だった。男(35)に監禁されていたとみられ、自ら交番に逃げ込んで保護を求めたという。女児の身に何があったのか。

 「男の家から逃げてきました」

 23日午後1時半ごろ、小山市の栃木県警小山署犬塚交番に、1人の女児が駆け込んできた。しっかりとした口調で自らの名を告げ、保護を求めた。

 栃木県警は、すぐに女児の顔写真を撮影。大阪府警を通じて女児の母に確認したところ、行方不明の本人で間違いないことが確認された。目立った外傷などはなく、1週間ぶりに無事が確認された。

 「心配で仕方がないんです」。家族は、女児の顔写真を公開し、この1週間、すがる思いで手がかりを求め続けていた。

 女児の行方が分からなくなったのは、ちょうど1週間前の17日の日曜日のことだった。午前7時ごろに母と一緒に食卓を囲み、朝食をいつものように食べるなど変わった様子はみじんも感じられなかったという。

 だが、仮眠した母がその4時間後に目を覚ますと、女児の姿は、消えていた。心配した家族が何度もスマートフォンに連絡を入れようとしたが、電源は切られ、通じなかった。

 所持していた現金は、わずか千円。これまでに無断で外出することはなく、母親はすぐに警察に「娘がいなくなった」と届けたという。顔写真も公開し、約160人態勢の大阪府警の捜索を見守っていた。

 事態が急変したのは23日昼だった。交番に女児が駆け込み、男に監禁されていたことを告げた。「別の女の子も監禁されているんです」。女児はこうも明かしたとする。

 実際に捜査員が男の潜伏先に向かうと、男が別の少女(15)を連れて出るところだった。男は、どういう経緯で女児を連れ出していたのか。女児は会員制交流サイト(SNS)で男と知り合い、大阪から電車で向かったとする趣旨の話もしているという。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ