乳児放置死母親に有罪判決 富山地裁「結果は重大」

 富山市で8月、自宅駐車場の乗用車内に生後11カ月の長女を放置し、熱中症で死亡させたとして、重過失致死の罪に問われた母親の無職野畑寿鶴被告(25)=富山県小矢部市=に、富山地裁は19日、禁錮1年6月、執行猶予3年(求刑禁錮1年6月)の判決を言い渡した。

 小林礼子裁判官は判決理由で「勤務先などで飲酒を重ね、高温になることが予想できる真夏の車内から長女を降ろし忘れ、自宅で眠り込み約4時間にわたり放置、尊い命が失われた結果は重大だ」と非難した。

 一方で「発見後に119番し、救命や蘇生のための行動をした。自らの不注意が招いた結果に自責の念を抱き、反省している」として、執行猶予とした。

 弁護側はこれまで虐待や放置などはなく、愛情をもって育てていたとして、執行猶予付き判決を求めていた。

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