危険知らせる信号機増設 緊急ブレーキ積極活用へ 踏切事故受け京急

 横浜市神奈川区の京急線の踏切で9月、快特電車と大型トラックが衝突した死傷事故で、京浜急行電鉄は12日、危険を知らせる信号機を増設し、緊急ブレーキをより積極的に使うよう運用基準を見直したと発表した。

 京急によると、立ち往生などの緊急事態に早く気付けるよう、今回の現場の踏切からさらに距離を離した場所に信号機を増設。他の踏切でも同様の増設を検討する。また、信号機の点灯を運転士が確認した場合、これまでは「すみやかに停止」としていた運用基準を「直ちに非常ブレーキをかける」と厳格化した。

 一方、事故があった踏切の信号機について、京急は600メートル先から目視できるとしていたが、「実際に視認できるのは570メートル先からだった」などと訂正。現場の最高時速は120キロで、約520メートル手前までに信号で危険を察知し非常ブレーキをかければ停止でき、安全性に問題はなかったとし、「混乱して事実誤認があった」と釈明した。

 事故は9月5日昼、神奈川新町-仲木戸間の踏切で発生。立ち往生したトラックに快特電車が衝突、トラック運転手が死亡した。京急によると、このほかに客2人が重傷、乗務員2人を含む75人が軽傷を負った。

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