免許返納が急増 池袋暴走、高齢ドライバー対策の転換点

 池袋の事故では、警視庁が事故原因をブレーキとアクセルの踏み間違いと結論付け、12日、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の疑いで車を運転していた旧通産省工業技術院の飯塚幸三元院長(88)を書類送検した。同様の操作ミスは高齢ドライバーに特徴的で、10月には愛知県あま市の喫茶店に70代男性の運転する乗用車が突っ込み、9人が負傷。北海道江別市でも8月に70代の男性の車が弁当店に突っ込んだ。

 踏み間違いを防ぐには、「急加速抑制装置」が効果的とされ、政府は6月に高性能のブレーキ装置を普及させるため、性能認定制度の導入を打ち出した。新車に自動ブレーキ搭載を義務化する方針も示した。

 また、急加速防止機能を持つ「安全運転サポート車」のみ運転できる限定免許の創設など免許制度の見直しを進め、今年度中に導入の可否がまとまる見通しだ。高齢ドライバーの運転技能を確認する実車試験導入も検討されており、実現すれば高齢ドライバーの事故リスク低減が期待される。

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