神奈川逃走の動機は借金返済までの時間稼ぎ 被告人質問で小林被告

 窃盗罪などで実刑確定後に刑務所への収容を拒んで逃走したなどとして、公務執行妨害などの罪に問われた無職、小林誠被告(43)=神奈川県愛川町=の第3回公判が6日、横浜地裁(加藤学裁判長)で開かれた。被告人質問で、小林被告は「包丁は振り回していない」と改めて主張したほか、逃走の理由について、知人からの借金を返済し終えるまでの時間稼ぎだったと説明した。

 小林被告は逃走の動機の一端として、「(知人から)借金があり、6月末か7月の頭にまとまったお金が入る予定があったので、それまでは(検察から)逃げるしかないと思った」などと説明。逃走中に使用した覚醒剤は、別の知人から「餞別代わり」に渡されたもので、「むしゃくしゃして(覚醒剤を)やったが、このまま捕まれば覚醒剤も罪になる」と考え、逃走を続けたという。

 その上で、社会に大きな不安を与えたことに関しては、「色々な人に迷惑をかけて本当に申し訳ない。悪いことは一切やめようと思います」などと、反省の弁を述べた。

 起訴状などによると、小林被告は6月19日、収容状を持って自宅を訪れた検察事務官2人に対して包丁を振り回して公務を妨害。その後、同県横須賀市の建築業、幸地大輔被告(39)=犯人蔵匿罪などで公判中=に「シャブ(覚醒剤)が抜けるまでかくまってほしい」と、逃走の援助を依頼したなどとしている。

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