台風19号 ボランティア参加呼びかけ奏功 約1800人が作業 長野

 3連休初日の2日、台風19号で甚大な被害が出た長野市北部の長沼地区には、約1800人のボランティアが集まり、災害ごみの搬出作業などに当たった。県などによる参加を呼びかける取り組みが一定程度、功を奏した形だ。

 ボランティアの調整に当たる県社会福祉協議会によると、市北部の復旧を進めるには今後約1カ月にわたり、平日は約1千人、土日・祝日には約2500人のボランティアが必要という。

 そのため、協議会は運営スタッフの増員をはじめ、自家用車で来るボランティアの専用駐車場を設けるなど、受け入れ体制の強化を図ってきた。

 県でも多数のボランティアの協力を仰ぐことが早期の復旧につながるとして、参加者を対象に、松本空港で定期便を運航するフジドリームエアラインズ(FDA)による応援ツアーを用意するなど、独自の取り組みをしている。阿部守一知事は10月31日に記者会見を開き、「被災した方を応援してもらいたい」と呼びかけた。

 晴天に恵まれた11月2日は、長野市だけでなく、関西や東北地方などから駆けつけたボランティアの姿もみられた。約2500人という目標には届かなかったが、北部ボランティアセンターは「本当にありがたい。明日は3連休の中日なので、さらに増えると思う」と話していた。(松本浩史)

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