台風や低気圧で記録的雨量 10月、平年5倍超も

 気象庁は1日、10月の天候まとめを発表した。記録的豪雨をもたらした台風19号や低気圧の影響で、月降水量の平年比は北日本(北海道、東北)1・9倍、東日本(関東甲信、北陸、東海)2・6倍、西日本(近畿、中国、四国、九州)1・4倍に上った。沖縄・奄美は平年の半分以下だった。

 気象庁によると、全国153地点のうち、東北と関東の16地点で、10月としては昭和21年の統計開始以来1位の値を更新した。岩手県宮古市で675・0ミリ、仙台市で644・5ミリ、埼玉県秩父市で818・5ミリを観測、それぞれ平年の5倍超の雨量となった。

 気温は、暖かい空気に覆われやすく、東日本は平年の月平均を2・1度上回り、統計史上最も高温となった。北日本は1・5度高く、平成10年と並ぶ1位タイ。西日本は1・8度高く過去3番目。沖縄・奄美も平年を0・6度上回った。

 奈良市で平年より2・7度高い19・3度、甲府市で2・6度高い19・1度を記録するなど、50地点で10月の1位(タイ記録含む)となった。

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