首里城火災受け関西の文化財でも防火対策

 首里城の火災を受け、関西各地で文化財の緊急防火対策が行われた。京都市は31日、同じく世界遺産の二条城(京都市中京区)で防火対策緊急会議を開催し、市内に点在する神社仏閣の関係者らと防火設備の再点検などを確認した。

 市内には、二条城のほか上賀茂神社(同市北区)や東寺(同市南区)など13の世界文化遺産がある。この日の会議では、各社寺が設置する消火器など防火設備の再確認や有事に備え、消防や警察との連携の重要性が話し合われたあと、京都市消防局が二条城内の消火器の有効期限や消火栓などを点検した。

 二条城事務所の北村信幸事務所長は「首里城が燃えているのは非常にショッキングな映像で、改めて文化財を守る責任の重さを感じた」と話していた。

 また、奈良県では、奈良市消防局が東大寺大仏殿と薬師寺、唐招提寺(いずれも奈良市)を緊急査察し、消火設備や避難経路を点検。県広域消防組合も同県吉野町の金峯山寺を特別査察し、イベント開催時の防火管理体制などをチェックした。

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