「沖縄のシンボルが失われた」 大阪在住の沖縄出身者に悲しみの声

 31日未明の首里城(那覇市)の火災を受け、沖縄出身者が多く住む大阪市大正区でも、悲しみの声が広がった。

 同区で長年、喫茶店を営んでいる沖縄県名護市出身の比嘉(ひが)澄子さん(65)は早朝のニュースで首里城が炎上する映像を目にした。「信じられなかった。ショックで言葉も出なかった」。20年以上前に同区に移り住んだが、その後もたびたび首里城を訪れることがあったという。「首里城は沖縄のシンボル。それがなくなってしまうなんて、本当に悲しい」と表情を曇らせた。

 同県今帰仁村(なきじんそん)出身で、同区で20年以上にわたり沖縄料理店「うるま御殿」を経営する川上清満さん(62)は「沖縄に帰るたびに首里城を訪れる。沖縄人の心のよりどころなのに…」と肩を落とす。

 仲良くなった常連客を首里城へ連れて行ったこともあるといい、「大事な観光地で損失は計り知れないし、首里城がない沖縄は寂しい。何年かかってもいいから再建してもらいたい」と話した。

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