台風19号 ハザードマップの住民説明会再実施へ 土砂崩れで1人死亡の群馬県藤岡市

 台風19号による土砂崩れで住民1人が犠牲になった群馬県藤岡市は29日、令和2年度早々にハザードマップの住民説明会を改めて開催すると明らかにした。市が出した避難準備・避難勧告に対して実際に避難した住民の割合は対象者のわずか3%程度だった。市は住民の防災意識を高めたい考えだ。

 市によると、避難準備・避難勧告の対象となったのは、小野▽美土里▽美九里▽日野▽鬼石-の5地区・2万4391人。このうち実際に避難したのは812人にとどまった。

 市のハザードマップは今年4月に作成され、6、7月に住民への説明を終了していた。台風19号による被害を受け、改めて行う説明会で市は「自分たちの住んでいる地域の危険度をさらに認識し、逃げる勇気を訴える」(地域安全課)という。

 新井雅博市長は「避難弱者の早期避難のためには地域との連携、地域コミュニティーの再生が不可欠だ」との認識を示した。

 市は復旧に関する補正予算約3億1千万円を計上し、28日付で専決処分した。

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