【台風19号】農林水産被害1223億円、さらに拡大の見通し

 農林水産省は28日、台風19号による農林水産関係の被害額が同日午前6時の時点で1223億8千万円まで拡大したと発表した。25日の集計で1千億円を超えていたが、さらに膨らんだ。冠水被害が広範囲に及んだため現時点でも全容はつかめておらず、被害額はさらに拡大する見通し。

 38都府県の報告を集計した。内訳は農作物被害が106億円で、千曲(ちくま)川が決壊した長野市ではリンゴ農場や田んぼが冠水。栃木県佐野市では農業用ハウスが損壊し、特産のイチゴに大きな被害があった。農業用施設は483億円、農地の損壊は150億円だった。

 神奈川県箱根町で土砂崩れにより林道が寸断するなど、林業関係の被害額も349億円に上った。漁港の施設損壊など水産関係は96億円だった。

 9月の台風15号でも千葉や茨城など12都県で509億2千万円の被害があり、台風19号と合わせて1700億円を超えた。農水省は千葉などで浸水被害をもたらした台風21号の被害調査も進める。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ