営業再開もまた浸水、再びの被害に疲弊「軌道に乗れると思ったのに…」 福島・相馬の道の駅

 台風19号で被災し、21日に営業を再開したばかりの福島県相馬市の道の駅「そうま」が、今度は低気圧の影響による豪雨の浸水被害で営業停止に追い込まれた。「やっと軌道に乗れると思った矢先だったのに」。関係者はショックを隠せない。

 相馬市では台風19号の記録的大雨の影響で断水が続き、道の駅「そうま」は浸水をかろうじて免れたものの、13日から20日まで休業を余儀なくされた。しかし営業再開から最初の週末を迎える直前に、また豪雨に見舞われた。

 今回は付近の河川が氾濫したとみられ、店内は床面から20~30センチほどの高さまで浸水。道の駅を運営する未来本陣SOMAの小松隆専務(78)は「オープンから16年になるが浸水は初めて。今朝、鍵を開けて店内に入ると床には泥が2~3センチ積もり、浸水した跡があった」と肩を落とす。

 商品棚の下に置いてあった在庫品は全て廃棄するしかないという。この日はスタッフが総出で、水浸しになった商品の片付けに追われた。海産物関係の責任者を務める70代の女性は「台風19号でも大丈夫だったのに…。漏電の恐れがあり、ブレーカーを落としているので、冷凍品が心配」と表情を曇らせた。

 小松専務は「トイレも使えず利用者に申し訳ない。一日も早く道の駅の機能を取り戻したい」と話した。

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