台風19号 豪雨による下水量を最小限に 国交省が指針案を提示

 台風や豪雨で下水道の水位が上がり、市街地で浸水被害が起きていることなどを受け、国土交通省は25日、降雨で地下に浸入する水量を最小限にとどめる対策などを盛り込んだガイドライン(指針)案をまとめた。指針案が示されるのは初めて。

 今回の指針策定は、各地で浸水被害をもたらした台風19号を始め、激甚化する豪雨や施設の老朽化が進行していることなどを踏まえた措置という。

 同日の有識者委員会で示された指針案によると、汚水用と雨水用の2つの下水道を埋設する手法を採用する地方公共団体を対象とした平成30年度のアンケートで、降雨によって汚水管などに流れ込む水量が急増したときの対策が「全国的な課題となっている」と強調。降雨で増水した下水が、汚水管のマンホールや住宅のトイレなどからあふれ出ることなどが考えられると指摘した。地下水の浸入を最小限に抑え排水能力などを増強して、水害を未然に防止するとした。

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