台風19号 不足の土嚢、沖縄のつながりで寄付相次ぐ 福島・いわきで「ゆいまーる」

 台風19号による大雨で被害を受けた福島県いわき市で、沖縄県出身の男性が被災地で不足している土嚢(どのう)の寄付を呼びかけ、沖縄県の建設会社などから寄付が相次いでいる。25日現在で6社から計約3万袋が届き、男性は「全然知らない人から援助が来る。沖縄のゆいまーる(相互補助)を福島で感じられてうれしい」と喜んでいる。

 土嚢の寄付を呼びかけたのは、いわき市で広告代理店「ソレアル」を経営する金城輔(たすく)さん(38)。被災地では土砂やがれきを入れる土嚢が不可欠だが、不足状態が続いている。

 沖縄県名護市出身の金城さんは会員制交流サイト(SNS)や地元紙・琉球新報などで寄付を募り、個人で市内の民家などに配っているという。金城さんは「一軒にあたり200枚~1000枚が必要だが、市役所で配られるのは1回につき30枚だった」と振り返る。

 個人でボランティア活動に取り組む金城さんが寄付を呼びかけたところ、24日に沖縄県の企業など6社から土嚢が届いたという。土嚢を寄付した建設会社「シンコウ」の小林真一社長(40)は「被災地でウチナンチューが頑張っていると聞いて少しでも力になれればと思った」と語った。

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